今年になってさくらのライトプランでPHPの利用が許可されるようになりました。
しかしながらMySQLは使えないままなのでそのままではWordPressを利用する事は出来ませんが、
SQLiteは使えるのでWordPressをSQLiteで利用するプラグイン『PDO for WordPress』を組み込めばOKです。
まずWordPress本体を用意します。
ここで注意する事はバージョン2.9.2を用意する事です。新しいバージョンですとインストール時にPDO for WordPressが上手く動作しません。
旧バージョンのWordPressは下記にて入手可能です。
http://ja.wordpress.org/releases/#older次に『PDO for WordPress』を下記から入手します。
http://wordpress.org/extend/plugins/pdo-for-wordpress/そしてWordPressのzipを解凍し、ルートにある『wp-config-sample.php』を開き、
define('DB_COLLATE','');の下の行に下記を追記して下さい。
define('DB_TYPE','sqlite');
そしてこのファイルを『wp-config.php』として保存して下さい。
次に、『PDO for WordPress』を解凍し、その中の『pdo』フォルダと『db.php』を、WordPressの『wp-content』フォルダ内に入れます。そして同じ場所に『database』という名前でフォルダを作成します。
ここまで完了したらWordPressをアップロードします。
アップロード後、『wp-content』『database』フォルダのアクセス権限を一時的に777にします。
そして『wp-admin/install.php』にアクセスします。
問題が無ければデータベースが作成され、通常の設定画面になります。
インストール後は777にしたアクセス権を元に戻してください。
尚、最新版のWordPressが使いたい場合はダッシュボードからアップグレードすればOKです。
ちなみにファーストサーバーの旧プランでもこの方法は使えました。ただ、SQLiteデータベースは予めTelnet経由で生成しておかないと上手くいきませんでした。