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どうも、クリエーターの田中常雄です。

使わなくなったPC、或いはHDDを廃棄する際、フォーマットした程度じゃ簡単に復元出来てしまいます。
世の中には全てのセクタにデータを何度も上書きして復元不可能にするツールも存在しますが、昨今の大容量HDDの場合、膨大な作業時間が掛かってしまいます。

ノートPC等、HDDの抜き出しに手間が掛かったり、そのままの状態で売却したいと言った場合はそういったツールを使わざるを得ませんが、デスクトップPCのHDDなどは中古価格も二束三文ですし廃棄した方が手っ取り早いですね。

HDDの外側から電動ドリルで穴を開けるというダイナミックな処分方法も有りますが、電動ドリルを持っていない人の方が多いでしょうし、自分自身も持っていません。

そんな時はHDDの蓋を開けて、中身のディスクを取り出してガリガリにしてしまえばいいのです。

用意するもの
・T8、T7、T6のトルクスドライバー
・カッターナイフ


まずは蓋のネジを全て取り外します。
WDのHDD等はご丁寧に目隠しシールが貼られてたりするので、カッターでくり貫いてネジの頭を露出させます。
さらにHDDのスペック等が書かれているラベルの裏側にも1~2本隠れていますので、これもカッターでくり貫いて頭を露出させます。
蓋のネジは、多くの場合T8のみで大丈夫ですが、T6が必要なHDDも有ります。

蓋のネジを全て取り外すと蓋が開けられる訳ですが、粘度のあるパッキンのようなもので密着していますので素手で開けるには難儀します。カッターの刃を収め、カッターの柄の部分でこじるといいでしょう。マイナスドライバーがあればそれでもいいです。トルクスドライバーでは先端が傷んでしまうのでやらない方がいいでしょう。

開けるとディスクが露出しますが。ディスクの中心でリング状の押さえ金具で固定されていますので、特殊ドライバでネジを外します。WDのHDDの場合、数本あるネジの内、一本だけT7だったりするので注意しましょう。
ネジを全てはずすと押さえ金具が外れますので、ディスクが取り外せます。

取り外したディスクはコンクリやアスファルトの地面で体重掛けながらガリガリするとOKです。
ただ、ディスクは多くの場合金属製ですが、一部のHDDではガラスベースのものもありますので怪我に注意しましょう。

最後に念のために制御基盤も取り外して割っておきましょう。
これも特殊ネジで固定されていますが、特に難しい事は無いです。

後は自治体のゴミ分別ルールに沿って捨ててしまえばOKです。
2012/07/03(火) 21:02 PC 記事URL COM(0)
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